妻日記 -館長日記・番外編ー
今回はカウンター1万ヒットを記念し、
私の妻に書かせてみたいと思います。
それではどうぞ。
佐藤の妻です。
皆様には夫婦共々常日頃から大変お世話になっております。
今回は私から見た主人を皆様にお伝えしたいと思います。
これを書くにあたり、館長日記なるものを見てみました。
主人の文章に慣れた皆様が見やすいよう
なるだけ主人の文章と似せて書きたいと思います。
よろしくお願いします。
最近の更新欄に白洲次郎さんのことが書いてあったので
そこからいきたいと思います。
主人は白洲次郎さんが大好きだそうです。
私は白洲次郎という人物を知らなかったのですが、
あまりにも白洲・白洲というので
主人の部屋にある白洲次郎さんの本を読んでみました。
読んでみて分かったのですが、白洲さんという方は
主人の好きそうな人物でした。
主人は日頃から
『俺は少しくらい口の悪い人の方が好きだ』
と言っていました。
多分自分も口が悪いからでしょうが(笑)
ただお断りしておきますと、悪口を言う人間は大嫌いとのことです。
それは口が悪いのとは違うと。
白洲さんも口が悪くて(本物のジェントルマンにもかかわらず)
せっかち人間らしく、その辺は主人と非常に似ており、
主人も
『白洲次郎もそうだから』
と自分の短所?を白洲さんのせいにするかのような
ことを言っています。
主人の父もせっかちというか、ジッとしていない人らしく、
主人曰く
『昔から朝5時頃起きてゴミを燃やし、犬の散歩やら庭掃除やら
何やらした後、朝からラーメンどんぶりにご飯を山盛りにして食べていた。
見ているだけでこっちが満腹になっちまう。』
『親父は何でもすぐに捨てて燃やすから、免許証なんかは
気付かず2・3回燃やしているな。よく見りゃいいのに。』
とのこと。
私からすれば、あなたもすぐに捨てるじゃない、と言いたいのですが。
主人もいらないと思ったらすぐに捨てます。
最近も
『○○がない。どこいきやがった。』
と探しているので、この間いらないって捨てたじゃない、と言うと
しまった、という顔をして
『そうだった。あれはもういらなかった。』と
そそくさと自分の部屋に引き上げていきました。
私にそれ見たことか、と言われるのが嫌だったのでしょう。
義父の話が出たので少し話しておきますと、
実家に帰るとお義父さんと主人でよくやっていることがあります。
白洲次郎part2編でチラッと話して何やら秘密にしているようですが、
言ってしまいましょう(笑)。
(後で怒られるのも嫌なので書いてもいいか一応聞いてみると、
『別に』、とのことだったので)
夏は特にですが、彼らは夕方になると実家の庭先に出て
テーブルとイスを用意し
『Bar is open』
と言って2人でお酒を飲み始めます。
お義父さんはその昔20才頃、東京でバーテンダーをやっていた経験も
あるらしく、家にあるシェーカーでカクテルなどを作り、
それを2人で飲むのです。
相撲が好きな2人は相撲中継がある日は14インチくらいの
小さなテレビをテーブルに置き、相撲観戦し大騒ぎしながら
飲んでいます。
このBar is open とは白洲さんが夕方になるとこう言って
お酒を飲んでいたことから主人が真似をし、お義父さんを巻き込んで
始まったのが最初だそうです。
可笑しいのは主人は大の蚊嫌いなのに、人一倍蚊に刺されるので
自分の座っている周りに蚊取り線香を2つ3つ焚き、
煙モウモウの中で飲んでいることです。
お義父さんは時には咳き込みながら
『おいっ。それどうにかしろ。』と主人に言うのですが
主人は
『こればっかりはどうにもならん。』
とそのまま飲んでいます。
お義母さんは
『そこまでして飲まなきゃいいのに・・・』と呆れ顔。
一通り飲み終えると2人とも家に入ってくるのですが、
蚊取り線香の匂いが服に染みつき、こちらは臭くてたまりません。
早く着替えたら、と言うと主人は少しほろ酔いのせいもあってか、
『こんなに匂っちゃ生意気な空手生徒だったらこう言われちゃうな。
あれがホントの蚊取り先公、ってね。』
とくだらないダジャレを飛ばすのだからタチが悪いです。
また実家ではパグを飼っているのですが、主人が中学1年くらいから
飼っているキララという雌犬がいまして、このキララは当時一緒に飼っていた
牡パグの分のご飯をも横取りして食べ、パグとは思えないくらい
太っていました。
例によって主人が庭先で飲んでいる時にキララが寄ってくると
『何だ、お前はまた大きくなったな。これじゃ雌豚だな。
駄目だぞ、プー(牡パグ)のを食べちゃ。
分かったか、およねこぶーにゃん。』
と何やら言っています。
しかしこんなことをいう主人ですが、1年ほど前、実家からキララが
老衰で死んだと電話が来ると、一人自分の部屋で泣いていました。
主人はべらんめえ調で話すこともあるのですが、
主人の友人に聞くと、昔からそういうところはあったようで
特に怒ってくると段々口が回らなくなっていったそうです。
主人は自分の喋り口調について
『俺達は結構口悪いところで育ってきたからそうなのかな。』
と分析していますが、主人の好きな話にこういうのがあります。
『何年か前、同窓会があった。俺は少し早めに着いたので
空いている席に適当に座っていた。しばらくしてボチボチと
人が集まりだした時、一人の女の子が俺の横に座った。
俺は『他に席があるだろう。お前が座るな。』というと、その子が
『何言っているのよ。あんたの横なんか誰も座りたがらないわよ。
仕方なく私が座ってやっているんじゃない。』って言うんだ。
実際は俺達2人は仲いいんだ。こんなこと本当は
思っちゃいない。お互い照れ隠しで言ってるのは
分かっているんだ。こういうやりとりが好きなんだよね。』と。
次は主人の友人から聞いた、友人数人と食事に行った時の話。
またも時間前に着いた主人は友人達を待っていたそうです。
何人かが集まり、主人と一番仲の良い友人が最後に
入ってきた時、主人は
『何だ。お前も来たのか。』とまるで来て欲しくなさそうな口振りで
言ったそうです。
するとその友人は
『お前が来ると分かっていたら俺は来なかったけどな。』
と返したそうです。
主人曰く、こういうのは全てお互い照れ隠しでやってるだけ。
悪意も何もない。
こういうやりとりを楽しんでるだけ、と言います。
知らない人が見たらどう思うか分からないけど・・・と。
最後に空手の話をしたいと思います。
主人は常々、
『俺は嫌われ者になってもいいから、その子の為だと思ったら
遠慮なく言わせてもらう。指導者の中には保護者が見てると
ご機嫌を取るような指導をする人がいるが、そんなのは指導者として
失格だ。自分の軸がぶれる人間は駄目。嫌われる覚悟で
指導しなきゃ良い指導は出来ない』
と話しています。
主人はよく軸という言葉を使います。
多分その人の信念や指針を言っているのだと思います。
『物事においては私情を入れると判断が鈍る』
ともよく言っています。
ただ、道場生への愛情は凄く持っています。
だからこそ自分に言い聞かせるために言っているのかもしれません。
特に悩んでいるのが審査前です。
部屋で一人で椅子に座り、どこを見るわけでもなく、
険しい顔をしつつ、ボーっとしていることがあります。
そういった時は大抵審査前が多いです。
一度だけ何を考えてるか聞いたことがありました。
その時は
『審査受審者のことでね・・・・』
と言ったきりでしたが。
家では空手の話を一切しない主人ですが、ごくたまに
『○○は上手になった。』
『○○は強くなる。』
と話したりもします。
しかし夫婦していつも共通するのは
『人に恵まれた道場』
であるということを話す時。
主人も
『誠真会の道場生は本当に良い子ばかり。普段の稽古・
合宿や清掃活動などを見ればそれは一目瞭然だよ。
保護者の方も良い方ばかり。
気持の良い方ばかりだから、自然に良い方が集まってくるんだ。』
と言っています。
私も全く同じ気持ちです。
主人は人に恵まれていると思います。
皆様のご支援に応えていけるよう、主人共々日々努力してまいります。
今後も主人をどうぞよろしくお願いいたします。
最後に主人はいつもオチをつけているようなので。
実家で庭先で夕方飲むことがある主人ですが、この間の日曜日に
自宅でもやっておりました。
庭に椅子を出し、一人で Bar is open と言って
ウィスキーを飲んでいました。
ですがまだ庭は完成しておらず、土がむき出しのところに
椅子を出してやっているので私が
『まだopenしてないでしょ?』
と言うと
『いいんだよ。もう庭デザインは出来あがったじゃない。
想像しつつ飲んでるんだから。これから寒くなるから
これは出来なくなるからね。来年まで待てん!』
これじゃせっかちというより変人ですね。
コメント
先生は人に恵まれている・・・でも、それって佐藤先生の人柄、人格があってのことだと思います。
Posted by: 匿名 | 2007年09月13日 12:47
お義父さんの思い出、いっぱいです。
それも、いい思い出ばかりです。
もう一度、あの、いつも笑顔のお義父さんと一緒に飲んでみたいものです。
道場のますますのご発展をかげながら応援いたしております。
奥様あっての館長です。しっかり支えてあげてください。
頑張ってください。お元気で。
Posted by: Kogure | 2011年03月25日 10:29