秋季審査会③

昇段審査に挑戦したA井M己。
1級取得後、1年以上休まず稽古し続け、今回の受審となりました。
体の小さい彼にとっては、非常に辛い10人組手だったと思います。
M己には稽古中から
『もっと前出ろ!自分の組手に徹しろ!』
等言ってきましたが、相手とのリーチ差がある中での組手の大変さは
彼にしか分からない境地であり、
M己自身こうにやろうと気持ちはあっても
実際はそんな簡単に上手くいかないのだろうと思います。

I泉先生が色帯の頃、2人でこういう会話をしてました。
I泉先生は当時非常に体が固かったのですが、上段回し蹴りを
蹴りたい、との事で徹底的に稽古していた時です。

『地球上で1番体が固いI泉君が上段蹴れるようになったら、
他の人は蹴れないことを年齢その他言い訳出来なくなるから、
とにかく頑張って蹴れるようになろうぜ。』
と。
努力の結果、彼は上段を蹴れるようになりました。


彼が上段を蹴れるのなら、他の方も絶対蹴れると思います。
あとはやり方次第です。
本気で望めば、技は身に付くと思います。

今回のM己の10人組手を見て、今後は体のハンデは言い訳に
ならない事を知りました。
努力すれば、体が小さくてもやれるんだ、という事を彼は
周りに教えてくれました。
諦めなければ強くなれるし黒帯にもなれるのです。
そういう点で、彼は他の道場生に希望を与えたと思います。

M己は今後は体も大きくなる事でしょう。
しかし、現時点ではハンデともいえる体かもしれない。
それでも彼は黒帯まで辿り着いた。
我々には分からない、色々な思いを抱えながらそれでも
諦めずここまで来たM己は、黒帯として充分な資格を持っていると思います。

筆記テストで、どういう黒帯になりたいか?という問題を
出しました。
M己の答案には、
『他の人に目標とされる黒帯になりたい』
と、書いてありました。
今後は初心に戻り、自分の理想像に向け、
一所懸命頑張っていってもらいたいと思います。

最後にM己に言いたいのは、
『今の体のハンデは後に大きな武器となって、
君を支えてくれるよ』、という事です。

これからも頑張れ、M己!
                          押忍

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コメント

館長、道場生の皆様、保護者の皆様、いつも大変お世話になっております。大串です。先日の審査会では娘が熱中症になり、沢山の方に看病をして頂きました。お蔭様で重症にはならず次の日には完全に回復しました。うちわや扇子で扇いで下さった方々、保冷剤を貸して下さった方々、心配をして下さった方々など、当日お世話になった方全員にお礼が行き渡らなかった事をお詫び申し上げます。本当にありがとうございました。

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