空手道誠真会は、群馬県下の太田市、館林市、渋川市、兵庫県芦屋市の各道場で、空手を通じて人格を形成すべく、稽古に励んでいます

更新情報・お知らせ

2006/08/12
上田伝説 EPISODE 2   挑戦 

空手道誠真会の目指す空手

誠真会の目指す空手は、人生にとって、また日々の生活にとって意味のある空手です。

少年部:礼節 (礼儀は周りとの関係を良くする潤滑油。謙虚さと感謝の気持ちを身に付ける。)

    忍耐力(夢や目標を達成するために必要な精神力。継続する力の養成)

    観察力(稽古は真似ることから。自分に足りないものは、周りが気付かせてくれます)

一般部:関係性の構築(手足の連動性を稽古で身に付けましょう)

    中庸の心(鍛錬により、常に精神の安定を目指しましょう)

    哲学の身体化(培ってきた思考を動作に反映させられるよう鍛錬しましょう)

空手の鍛錬により自分を知り、思考のバランスを整え、心身の調和をはかり、

気力体力が充実し、人生を心豊かに過ごせるような空手道を誠真会は目指します。

安心で安全なコースとクラス分け

空手道誠真会では、以下のコースを用意しております。

ご希望のコースを選択してください。

また、途中からのコース変更も可能ですので、気軽にお申し付けください。

◆フルコンタクトコース・・・・直接打撃を行うコースです。
◆ライトコンタクトコース・・・直接打撃ですが、手加減します。
◆ノーコンタクトコース・・・・相手の体に触れずに、寸止めするコースです。

■クラス分けは、以下の通りです。

幼年部:4歳〜6歳(未就学の男女)
少年部:7歳〜14歳(小中学生の男女)
一般部:15歳以上(高校生以上)
壮年部:35歳以上
女子部:18歳以上の女性の方

詳しくは、入会案内をご覧ください。

空手道誠真会 館長

館長 佐藤康貴

◆1975年生まれ
◆15歳で、極真会館群馬支部に入門
◆18歳で上京後、東京城南支部で稽古に励む
◆第一回群馬県交流試合 優勝
◆群馬県型競技大会 優勝
◆第16回、第17回、第18回全日本ウェイト制選手権大会出場
◆第33回全日本選手権大会出場
◆第3回全日本型競技選手権大会 4位
◆元・極真会館 弐段
◆趣味     読書 筋トレ 良質のプロテイン探し
◆好きな食べ物 ラーメン
◆嫌いな食べ物 酢豚(小学校で出た給食の酢豚に衝撃を受ける)
◆好きな俳優  ロバート・デ・ニーロ
◆好きな映画  ゴッドファーザー
◆好きなマンガ ゴルゴ13 まんが道 
◆身長177cm
◆体重70kg〜80kg

上田伝説 EPISODE 2   挑戦 

この男は実在し、この話は全て事実である。


上田伝説エピソード2 <挑戦>

ご覧下さい。

エピソード1から3〜4年後ー。

当時、私は東京は蒲田に引越しをし、生活していました。
上田はで話したとおり、その後東京に引っ越してきて
バイト生活を送っていました。
私も引越して新天地での生活でしたから、何かと忙しく、
上田とは時たま連絡をとるくらいで、上田と会ったり話す機会も
かなり減っておりました。
引越して間もない私は近所に何があるのか、暇ができると
散策していました。
この散策が結構面白くて、自転車で細かな路地を走り
食堂やレンタルビデオ店、抜け道などを探し
土地勘を身に付けていきました。
一人暮らしはこういう時が面白いと思うのですが
みなさんはいかがでしょうか?
さて、一人暮らしの基本は(私だけかも)
まずコンビニやスーパー、食堂探しから。
下見である程度分かってはいますが、探せば色々出てくるもの。
空手をしている私にとって体は資本です。
自炊は勿論、何かの時に行ける食堂探しに力を入れました。
そんな時、すぐ近所にラーメン屋を発見!
いまでもそうですが、私はラーメン命。
すぐさま入ってみました。
すると、店内に面白いものを発見。
【挑戦者求む!ラーメン2杯食べたら5万円!!】
という紙が張ってあるではありませんか。
ただし、この場合の1杯は約4杯分に相当する、とも。
じゃあ、8杯分か。
私も結構食べる方ですが、これはさすがに厳しい。
頭の片隅に置いて、私は店を後にしました。

数日後ー。
夜、上田から久しぶりに電話がかかってきました。
何でも金欠で困っている、何かいい方法はないか?と。
全然金は無いのかと聞くと、
『全くない。あと200円で3週間暮らさないといけない。』
との返答。
お前は両津勘吉か!
まぁそれくらい無いらしい。
その時、私はふとこの間のラーメン屋の事を思い出し、上田に話してみた。
すると、
『えーーっ!8杯も食べれてしかも5万円付き。
そんな良心的な店がまだ存在するとはな。やったーーっ!
これで貧乏からも脱出だー!』
と言った。
私はもう食べた気でいる上田に言った。
・・・いくら腹すかしてるとはいえ、8杯は厳しいぞ。
駄目な場合の時も今のうち考えておけよ。
上田は
『絶対完遂するから任せておいてよ。100%食べ尽くすから』
と言った。
そして、挑戦は早ければ早いほどいいとの上田の意見で
明日の夕方にチャレンジとなった。


次の日ー。
自宅で上田を待っていると電話が。
出てみると上田からで、駅にいるから迎えに来てくれとの事。
迎えも何も俺の家知ってるだろう!と言うと
『金が200円しかないから最寄駅の切符を買って何とか入ったから
精算できる金がない。だから改札口からお金を渡してもらいたい』
という事らしい。
どうしようもない奴だ。
仕方なく駅に向かい、改札手前で待っている上田に残金分を渡した。
道すがら私は
・・・今日2杯食べられなかったら帰りどうするんだ?
と上田に聞いた。
上田は
『お金を借りる訳にいかないから気合いで絶対食べきる。
お前に迷惑はかけない。人間、追い込まれればやれないことは何もない。』
とかっこいい事を言った。
っていうか、追い込まれる前にやれよ、と私は思うけど・・・。


ラーメン屋の入り口に着いた。
上田は気合が入りまくりだ。
頭にタオルを巻いて必勝を期す。
そして、
『たのもう!』
と言って店に入っていった。
マジかよ・・・。
私はかなり恥ずかしかった。
上田はカウンターに座り、店主のおっちゃんに
『ラーメンチャレンジ5万円コースをお願いします』
と言った。
おいおい、勝手にコース作るなよ・・・。
おっちゃんも一瞬、
『はて?』
といった顔をしたがすぐに気付き、
『あぁ〜、あれね。はいはい。了解しました。隣のお兄ちゃんも?』
と言うので、
・・・いえ、結構です。普通のでお願いします
と伝えた。
そして、おっちゃんがラーメンを作り始めると私達の前に
バイトらしい店員が来て、このチャレンジのルールを話し始めた。
それによると、
1、1杯を30分でクリアしなければならない。
  よって制限時間は1時間。
  スープも飲み干す事。
2、失敗した場合は1杯につき、金2500円頂く。
3、2杯を1時間以内に食べきれば5万円贈呈。

これを聞いた上田は益々燃え、
『やるぜ!』
と一言言い、目を閉じ瞑想に入った。
私はバイトに
○○ラーメン1つ、と伝え上田対ラーメンの対決の高みの見物。
どんな結末が待っているやら。
上田の瞑想状態の写真を撮っておきたかった。
横から見てると凄まじい面白さだった。
しばらくしておっちゃんが上田と私のラーメンを持ってきた。
『へい、お待ち!』
そこに現れた上田のラーメンは、
予想以上に器がでかい。かなりでかい。
でかすぎて笑いが止まらなかった(笑)。
これ、食えねえぞ・・・。
内心思った。
静かに瞑想を解いた上田は前に置かれたラーメンを見て一言、
『はふっ?』
と言葉にならない声を発した。それを聞いてこちらはまた大笑い。
途端に前にいた店員が、
『よーい、スタート!』と言い、すぐさまストップウォッチを押した。
『なに!?』
慌てて食べ始める上田。展開の速さにまた大笑い。
『オラオラオラーーーッ』
と言いながら上田は勢いよく食べていく。
こちらはそれを横目にゆっくりと食べる。
店員は不正がないよう監視でもしているのか、上田の前から動かない。

5分経過ー。
上田のペースはかなりいい。さすが飢えた子豚。
これなら完遂出来るかも・・。

10分経過ー。

上田の勢いは止まらない。

20分経過ー。

上田の勢いは止まった。
ピタリと止まった。
箸にラーメンを挟んだまま、ピクリとも動かない。
・・・おいっ!上田、どうした!?
器にうつむきながら微動だにしない。
・・・お、おいっ!上田!時間ないぞ。
店員があと6分です、と伝える。
時間がない。
まだラーメンは少し、スープも少し残っている。
・・・上田食え!!根性で食えよ!ここまできて諦めるのか!?
泪橋を逆に渡るんだろ!?
追い詰められたら何でも出来るんじゃなかったのか!?
上田はコオロギのような声で、
『こんなに追い詰められたの・・・初めて』
と呟いた。知るか!
動かない上田。
やばいっ!もう時間がない。だめだ・・・。
諦めかけたその時!
『うおおおおおおーーーっ!』
上田は雄たけびを発し、最後の力を振り絞るかのように残されたラーメンを
食べ始めた。
28分ー。
29分ー。
30分!タイムオーバー!
『時間です。』店員が告げた。
ラーメンは?
私は器にうつむいてる上田をどかし、器を覗いた。
何も残ってない。空っぽだ。
やった。1杯目クリアだ。やったな、上田!
話しかけたが上田はピクリともしない。
店員が上田に2杯目にいくか、ここで止めるかを聞いた。

『・・・・ギブ』

あっさりと上田の挑戦は幕を閉じた。
カウンターに手をついた上田はもう動く気配すらなかった。
真っ白に燃え尽きていた。
私は器にうつむいてる上田に言った。
・・・仕方ない。お前はラーメンに負けたんだ。
              もう帰ろう、上田。もう、終わったんだ。

『・・・・、分かった。分かったよ。』

さあ、立て。立つんだジョ、上田。

『帰るよ、かえ・・・か・・』

どうした、ジョ、上田ー!

『か・・・う・・・・うぷっ』

ま、まさか・・・。

チャッラ〜〜〜ン。

吐いた。

しかも私に向かって!

空の器が目の前にあるのに、横にいる私に向かって彼は・・・。

その後はただただ悪夢としかいいようがない。
私は店員の冷ややかな目線に耐え切れず、一人店を出た。

15分後ー。
上田が店から出てきた。
後片付けを終えて。
そして、開口一番こう言った。

『あ〜〜、気持ち良かったー!!』

ラーメン屋から出てきてこんな感想を聞いたのは生まれて初めてだった。

そして、
案の定上田は私にお金を借りて帰っていった。

上田が帰った後、私は自宅で悪夢の1日を振り返りながら
上田の言葉を思い出していた。

『お金を借りる訳にはいかないから気合で絶対食べきる。
お前に迷惑はかけない。人間、追い込まれればやれない事は何もない』

一体・・・・。

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